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貸倒引当金って何?

貸倒引当金(読み方:かしだおれひきあてきん)とは、引当金のうち、金銭を受け取る権利である、金銭債権に対して設定される 貸借対照表 の表示科目です。 そもそも引当金とは、将来発生する可能性が高い特定の損失、また費用に対して設定するべきものとされており、 引当金を貸借対照表に表示することで、投資家などに有用な情報が提供できる ものと考えられています。 貸倒引当金も同じく、 将来の金銭債権が取り立て不能になる可能性がある場合に設定することで、将来の損失の可能性を示す目的をもつものです。

貸倒引当金を期末に見直す際の仕訳は何ですか?

貸倒引当金を期末に見直す際の仕訳には、「差額補充法」と「洗替法(あらいがえほう)」という2つの方法があります。 差額補充法とは、期末時点の貸倒引当金の残高に、その期に設定する貸倒引当金との差額を補充する方法です。 例えば、前期に設定した10万円の貸倒引当金が残っていて、当期に12万円の貸倒引当金を設定する場合、差額の2万円を繰入れて、貸倒引当金の総額が12万円になるようにします。 この場合の仕訳は、下記のとおりです。 また反対に、貸倒引当金の残高に比べて当期に設定する貸倒引当金が少ない場合は、差額を戻し入れます。 前期末に計上した貸倒引当金10万円が残っており、当期末の貸倒引当金の見積もりは9万円となった場合の仕訳は、下記のとおりです。

貸倒引当金って英語でなんて言うの?

ちなみに英文会計では、貸倒引当金を Allowance for doubtful accounts (読み方:アラウアンス・フォー・ダウトフル・アカウンツ)、または Bad debt reserve (読み方:バッド・デット・リザーブ)と表します。

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